フェイスは現在、オンライングーム市場の開拓に、全精力を傾けて取り組んでいる。オンライングーム事業を、携帯コンテンツ事業に匹敵する事業へ育てようという考えだ。そのためにも、「ローズオンライン」の成功は欠かせない。その手始めに同社は、「ローズオンライン」を突破口に、オンライングームの市場を制圧しようと考えている。タレントの小倉優子をイメージキャラクターに起用し、大々的な宣伝・広告に出たのも、その強い決意の表われだ。携帯コンテンツ事業については、積極的な海外展開が目立つ。特に北米、南米、中国での業績の伸びが著しい。今後も、この海外展開はしばらくの間続くことだろう。これからのフェイスの動向には注目が集まるところである。
コンピュータは固定されて置かれているものだとか、その所属は半永久的なものだとかいう前提のもとに多くの技術がつくられています。しかし、実際にはコンピュータは買い替えられるかもしれないし、ネットワークの接続形態も変わるかもしれない。もし「世界のインターネットの図」という地図であらわそうとしたら、その地図はいつも変化しているものになるはずです。すなわちインターネットは完全に動的にいつも変わっているようなものなのです。そこでモーバイル・コンピューティングの技術は、このような動的な環境に対応する新しい解決を見出そうとしているわけです。具体的にはまず、携帯用の情報機器がある点からある点へ移動したときに、それでも同一の情報機器だと識別される必要があります。コンピュータ・ネットワークにおける情報機器というのは基本的には人間の存在を抽象化しているものですから、同じ人間が持って移動している以上、ネットワーク側から見たとき常に同じものとして認識されている必要かおるわけです。「インターネット・アドレス」は、属しているネットワークに基づくつけ方をしているために、コンピュータが移動するときには工夫が必要なのです。この問題は「モーバイル・プロトコル」という技術で解決されつつありますが、今後ネットワークの環境が広がっていくために不可欠で重要なポイントです。
OSを含めたコスト面では.NETに軍配が上がります。このような製品レベルの競合関係は従来どおりあるものの、プラットフォームに関係なくシステムをつなげる技術として、Webサービスは今までにないベンダー関係を築いています。たとえば、IBM社とマイクロソフト社は、Webサービスの普及に協力していくことを表明し、セキュリティやビジネスプロセスに関する標準仕様案を共同で策定するなど、標準化活動を積極的に行っています。相互運用性を促進するWS‐Iには、当初参加していなかったサン・マイクロシステムズ社も結局参加しました。微妙なベンダー関係もあるものの、IT業界が一致団結して共通のビジョンを掲げ、1つの標準に向かって統一の方向にある、というのがWebサービスの世界です。