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英国のエリート教育の象徴

英国のエリート教育の象徴としてよく言われる言葉が、「ノブレスーオブリージュ」です。日本語に直すと「高貴なる者の義務」という意味です。くだいて言えば、「社会的地位のある者は、自己犠牲の精神を持って、貧しい人々や社会全般に対して奉仕する」ということが大切だということです。第三に、急激な若年人口の減少です。その外にも、欧米の一流大学の日本進出や、若者の海外の大学への留学熱(優秀な若者が東大へ進学しないで欧米の有名大学へ進学する流れが加速しています)、インターネットによる学習、いわゆるEラーニングの普及、こうした現象を見ると、日本の大学の将来は決して楽観できません。とりあえずは、若年人口の急減で、一〇年あるいは二〇年先には、四年生大学が10〇校から一五〇校、短期大学が二〇〇校くらい潰れるのではないかと思います。第四に、最近文部科学省が一定期間定員われが続いた大学・短大には、国の助成金を交付しないとの方針を打ち出しました。これは、学生が集まらない大学にとっては死活問題となるでしょう。

六年生からの国語対策

六年生からの国語対策は、日常生活の次元の話ではとても間に合いません。が、だからといって、いきなり長文読解問題集をやらせても、お子さんはますます国語嫌いになってしまいます。設問を意識しながら文章を読んでも、ちっとも面白くないからです。夏休みが終わるまでは、読解問題集をやるのではなく、中学入試でよく出題される作家の作品そのものを読ませるようにします。国語が苦手なお子さんにとっては、そうした方が、文章を読むことに負担感がないからです。まずは、文章を読む面白さを感じさせましょう。読む題材は、幅広くとることをお勧めします。大体どこの学校でも、入試では「物語文」と「論説文」の両方が出題されます。ですから小説だけ、新聞記事だけという読み方はよくありません。読む選択をお子さんに任せてしまうと、一方だけということになりがちなので、この点は親がぜひコントロールしましょう。

上昇=結果を求める向き

生徒の中にはいきなりの上昇=結果を求める向きがあるが、一般には、偏差値が一〜二程度上昇していたら夏休み明けの模擬試験で十分「大化け」する。成績はお化けと同じで、見えない分だけ不安なものだが、見えない期間が十ヵ月と長い分だけ見えてきた時=合格通知を手にした時、喜びもひとしおである。一月までの約三百日の日割りで勉強量を計算し、マラソンに匹敵する長丁場の中でどれだけ自分を客観的に見つめることができるかが勝負になってくる。逆に空回りして、どの科目の問題集も過重な量を解いてゆくのが最も失敗するパターンである。毎年五〜七パーセントの生徒が「行方不明」になるが、自滅型が多い。今まで勉強に慣れていないので、「一日十時間、問題集二十ページなど」と机上で簡単に計算してしまう。残念ながら「勉強したい」という気持ちと「勉強を継続してできる」という言葉の間には何の連続性もない。最初の二〜三ヵ月は勉強そのものに拒否反応が出てしまうのが本音である。